テレビ西日本開局60周年記念特別展 王羲之と日本の書WANG Xizhi and Japanese Calligraphy

 

テレビ西日本開局60周年記念

 

特別展 王羲之と日本の書

 

WANG Xizhi and Japanese Calligraphy

 

      画像提供   九州国立博物館

  

書の逸品、太宰府に結集!

 

321(水・春分の日)に入場者4万人を突破!

 

  

日本列島で千年以上にわたり伝え育まれてきた書の文化の真髄を紹介する展覧会が、

九州国立博物館において好評開催中だ。

しかも展示されているものは、これぞという逸品ばかりで、日本の書道、ここにあり感を満喫できるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

妹至帖(まい じょう)      (原跡)王羲之筆     (搨摸)唐時代・78世紀 

(原跡)東晋時代・4世紀         九州国立博物館   

 

 以下の画像は特別展 王羲之と日本の書 フォトギャラリーにて参照されたし。

 

 

重要文化財                 鶴下絵三十六歌仙和歌巻(部分)               本阿弥光悦筆 俵屋宗達画          江戸時代・17世紀    京都国立博物館                   3/204/8

 

 

 

重要文化財                 鶴下絵三十六歌仙和歌巻(部分)               本阿弥光悦筆 俵屋宗達画          江戸時代・17世紀    京都国立博物館                   3/204/8

  

書は、漢字とともに生まれ、手で書くことで実用と芸術の要素をあわせもつ文字文化だ。

 

硯に水を注いで墨を磨る。

 

磨っている間に心が落ち着き、書を始める心構えができる。

 

(筆者の祖父は、学校では墨汁を使うかもしれないが、墨を磨るところから書道は始まると言い、

 

幼い筆者に書道道具をそろえてくれた。

 

祖父と一緒に墨を磨り、書の稽古をするのは筆者には楽しみだった。)

 

そして筆で文字を書けば、筆線に生じた濃淡、毛筆が動いた軌跡。

 

筆の速度・筆圧・造形感覚が文字に投影される。

 

すると書き手の嗜好・感情・美意識が、おのずと文字に反映される。

 

 わが国では古くから、手書きの文字を「水茎(みずくき)」あるいは「手(て)」と呼び親しんで来たという。

 

もともと書とは潤いのある書き言葉なのだ。

 

古い筆跡には、文章の意味だけでなく造形的な工夫や先人の感性が詰まっているという。

 

          

蘭亭図巻(万暦本)(部分)                         明時代・万暦20年(1592      東京国立博物館 蘭亭図巻(万暦本)(部分)                        

明時代・万暦20年(1592      東京国立博物館 

 

 

  この展覧会は、毛筆の書への接し方を再確認し、「手」の跡を鑑賞することを楽しむという試みだと筆者は考える。

 

以前、筆者が島谷弘幸館長にインタビューした際、「書を読み解こうとする人が多いが、読めなくても全く構わない。

何が書いてあるかわからなくても素直に感じ取っていただければそれでいいんです。

 

無理に読み解く必要もない。」とおっしゃっていた。

 

書を鑑賞するのは、絵画に比べてハードルが高いと思っていたが、目からうろこの思いであった。

 

そんなことを体感できるのがこの展覧会なのだ。

 

国宝           久隔帖(きゅうかくじょう)    最澄筆      

平安時代・弘仁4年(813      奈良国立博物館         3/134/8

 

 

 

王羲之から独自の文化を花開かせた日本の書まで、超一流の書ばかりが一堂に。

 

王羲之については、以下で記しているので参照されたし。

 

☆日中国交正常化40周年 東京国立博物館140周年   特別展「書聖 王羲之」

 

http://artnews.blog.so-net.ne.jp/2013-03-02

 

  王羲之の精巧な複製作品は、世界でも数少ない。

中国では上海博物館(Shanghai Museum Shanghai Bowuguan)に一点のみ所蔵されている。

 

筆者は上海に行くと毎回、上海博物館を訪れるのだが、暗い展示室でも王羲之の複製作品は常時展示はされていない。

 

展示されていた時、筆者が長い間鑑賞していたことがなつかしい。

 

その時は大変ラッキーだったのだ。

 

 上海のかたがたは、これを自慢に思っているだが、王羲之の作品としては、あらゆる意味で状態はあまりよくない。

 

数少ない作品が、これ以外はすべて海外に流出してしまっているのだ。

 

 日本もこれと同じような経験をしている。もう二度と経験しないことを心から祈る。

 

 この展覧会では「妹至帖」(九州国立博物館)、「大報帖」(展示期間:2/103/25)と合わせた世界的にもトップクラスの王羲之の書4件が集結している。

 

 そして、状態の良い「妹至帖」が九州国立博物館所蔵であることに誇りを持っていただきたいのだ。

 

保存の観点から、滅多に見られないものばかりだ。

 

お見逃しなく。

 

記名記事に文責をわざわざ記することは、大げさでそぐわないという意見が多いであろうが、記すものとする。

 

文責: アートニューズ 浦 典子

 

☆展覧会構成

 

1章 王羲之へのあこがれ

 

2章 和様(わよう)の書と平仮名の完成

 

3章 和漢の書の新展開

 

4章 書の娯(たの)しみと花開く個性

 

国宝           光定戒牒(こうじょう かいちょう)         嵯峨天皇筆                

平安時代・弘仁14年(823    滋賀・延暦寺            

 

国宝           白氏詩巻   藤原行成(ふじわらゆきなり)筆              

平安時代・寛仁2年(1018    東京国立博物館         3/134/8

 

国宝           関山号(かん ざん ごう)        宗峰妙超(しゅうほうみょうちょう)筆  

鎌倉時代・嘉暦4年(1329    京都・妙心寺                   3/134/8

 

 

 

会 期:

 

平成30年(2018年)210日(土)〜 48日(日)

 

休館日:

 

毎週月曜日

 

開館時間:

 

日曜日・火曜〜木曜日

 

930分〜1700分(入館は1630分まで) 

 

金曜日・土曜日【夜間開館】

 

930分〜2000分(入館は1930分まで)

 

観覧料:

 

一 般 1,600円(1,400円)

 

高大生 1,000円(800円)

 

小中生 600円(400円)

 

【夜間割引料金】

 

一 般 1,400

 

高大生 800

 

小中生 400

 

(夜間開館当日17時以降に館内券売所で販売。

 

夜間割引料金で購入されたチケットで17時以前に入場不可。)

 

お問い合わせ:

 

050-5542-8600NTTハローダイヤル 午前8時〜午後10時/年中無休)

 

国宝           御手印置文                 後鳥羽天皇筆            

鎌倉時代・暦仁2年(1239    大阪・水無瀬神宮     3/134/8

 

国宝           誓願寺盂蘭盆縁起     栄西筆      

平安時代・治承2年(1178    福岡・誓願寺

 

重要文化財                 踊図(おどりず)     与謝蕪村筆                

江戸時代・18世紀    国(文化庁保管)     3/134/8

 

 

 

主催:

 

九州国立博物館・福岡県、西日本新聞社、TNCテレビ西日本

 

共催:

 

(公財)九州国立博物館振興財団

 

特別協賛:

 

積水ハウス

 

協賛:

 

大伸社、かさの家

 

特別協力:

 

太宰府天満宮

 

協力:

 

謙慎書道会、西日本書美術協会、公益社団法人日本書芸院、毎日書道会、読売書法会

 

後援:

 

佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県、九州・沖縄各県教育委員会、福岡市、福岡市教育委員会、北九州市、北九州市教育委員会、太宰府市、太宰府市教育委員会、西日本リビング新聞社、FM FUKUOKAcross fmLOVE FM、西日本鉄道、九州旅客鉃道、日本自動車連盟福岡支部、NEXCO西日本九州支社、福岡県タクシー協会、福岡市タクシー協会、福岡商工会議所、太宰府市商工会、太宰府観光協会、日本旅行業協会、西日本文化サークル連合、西日本新聞TNC文化サークル

 

☆九州国立博物館ホームページ

 

http://www.kyuhaku.jp

 

 

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