ゴッホ展 巡りゆく日本の夢 

 

ゴッホ展 

巡りゆく日本の夢

 

Van Gogh & Japan

 

 

~ 日本初!ファン・ゴッホ美術館との国際共同プロジェクト ~ 

 

全国3都市を巡回する展覧会「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」札幌展がまもなく閉幕

 

 

 

日本初公開作品を含む油彩画、デッサン、資料など約180点を一挙公開!

 

 

 

 

あまりにも有名な画家、フィンセント・ファン・ゴッホ。

 

ファン・ゴッホと日本との相互の関係に的を絞った展覧会が北海道立近代美術館において好評開催中だ。

 

 今までのゴッホ展に関しては、筆者は以下などに記しているので参照されたし。

 

〇「印象派を超えて ─点描の画家たち ゴッホ、スーラからモンドリアンまで」

 

      http://artnews.blog.so-net.ne.jp/2013-12-16

 

    http://artnews.blog.so-net.ne.jp/2014-02-04

 

〇ゴッホ展  空白のパリを追う

 

    http://artnews.blog.so-net.ne.jp/2013-05-08

 

    http://artnews.blog.so-net.ne.jp/2013-09-11

 

〇ゴッホとゴーギャン展 Van Gogh and Gauguin:Reality and Imagination

 

    https://art-news-jp.jimdo.com/2017/03/04/ゴッホとゴーギャン展-van-gogh-and-gauguin-reality-and-imagination/

 

http://artnews.blog.so-net.ne.jp/2017-03-04

 

 

 

これらの記事をご覧になった読者からこの展覧会を楽しみにしている、また、北海道の読者からはもう行って来たなどと感想やリポートを含んだメッセージを多数受け取っていた。

 

筆者が北海道の展覧会の記事を書いて以来、ずっと筆者の記事を読み続けていてくれたのだ。

 

また、弊社のアシスタントからも札幌展の好評ぶりを聞いていた。

 

しかし、札幌展は、会期終了まであまり日がないので 実は東京展でこの展覧会を書かせていただく予定で東京展について問い合わせたのだが、札幌展および東京展を担当している広報事務局のかたが大変熱心に説明してくれた。

 

その熱意と読者や札幌に人々のことを考えたら記事を書いてもっと多くの人に知らせたいと思ったのだ。

 

そこで札幌展も会期終了間近だが、ご紹介したい。

 

なぜなら、展覧会のすばらしさもさることながら会期終了間近にもかかわらず、会期終了までしっかり対応して行こうとする仕事ぶりに感激したからだ。

 

会期が残り少ないが、札幌展のみならず東京展への布石にもなれば幸いだ。

 

 この展覧会は、今までのゴッホ展とはまったく違う。 

 

 オランダのファン・ゴッホ美術館との国際共同プロジェクトは、日本初のことなのだ。

 

 さらにこの日本展終了後、ファン・ゴッホ美術館でも同じ展覧会が開催される予定。

 

 すなわち、本家ファン・ゴッホ美術館に先駆けて開催される展覧会なのだ。

 

 6年前、「ゴッホと日本」をコンセプトに日本で企画を立ち上げられたという。

 

 今から思えば、「ゴッホ展  空白のパリを追う」展が開催された頃だ。

 

 双方の監修者・学芸員が作品選定を行い、一緒に出品交渉をして来たという。

 

 通常の特別展は約4年かかるので、この展覧会は大変時間と労力をかけた「作品」といえよう。

 

 ファン・ゴッホは、浮世絵をはじめとする日本美術から大きな影響を受け、生涯にわたってさまざまな作品を残した。

 

 自らの絵画表現を模索する中、ファン・ゴッホは浮世絵版画を収集し、それを模写した油彩画を描き、構図や色彩を学び取って行く。

 

 ファン・ゴッホにとって日本は、創意の源であり、夢にまで見た理想郷として日本に行きたいと熱望していたのだ。

 

☆概略

 

[第1部 ファン・ゴッホのジャポニスム]

 

  日本美術がファン・ゴッホに与えた影響を様々な角度から検証

 

ファン・ゴッホは、日本から如何なる影響を受け、如何なるイメージを抱いていたのか。

 

国内外のコレクションから厳選したファン・ゴッホ作品約40点と、同時代の画家の作品や浮世絵など50点あまりによって、その実像を多角的に検証。

 

  世界各国からこの展覧会のコンセプトに沿って集められたファン・ゴッホ作品。

 

  あわせてファン・ゴッホが日本美術に魅了されるきっかけとなった数々の浮世絵も展示しているので、その比較展示は視覚的にわかりやすい。 

 

《タラスコンの乗合馬車》

 

《雪景色》

 

《夾竹桃(きょうちくとう)と本のある静物》

 

《ポプラ林の中の二人》

 

など日本初公開!

 

特に、《雪景色》は個人蔵なのでこの展覧会を逃したら、生きている間に二度と鑑賞できないかも。

 

[第2部 日本人のファン・ゴッホ巡礼]

 

 最初期における日本人のファン・ゴッホ巡礼を、ガシェ家の芳名録に基づいた約90点の豊富な資料によってたどる。

 

日本を夢想したファン・ゴッホ。ファン・ゴッホに憧憬した日本人。交差する夢の軌跡。

 

 

 

ファン・ゴッホの死後、その作品や生涯を熱心に紹介したのが、小説家の武者小路実篤、画家の斎藤與里や岸田劉生、美術史家の児島喜久雄ら「白樺派」及びその周辺の文学者や美術家たちだ。

 

大正から昭和初期にかけて、少なからぬ日本人がファン・ゴッホの生の軌跡を求めてオーヴェールにファン・ゴッホ巡礼の地として訪れたという。

 

ファン・ゴッホの最期を看取ったポール=フェルディナン・ガシェ医師。

 

今は、オルセー美術館に所蔵されているファン・ゴッホが描いた彼の肖像画、《医師ガシェの肖像》や、家の庭を描いた《オーヴェールのガシェ医師の庭》、《庭のマルグリット・ガシェ》は大変有名な絵だ。

 

ファン・ゴッホの死後、20点ほどの作品を大切に所蔵していた医師ポール=フェルディナン・ガシェとその一家。

 

ファン・ゴッホに強い憧れを抱いていた日本の学者や芸術家たちが後にそのガシェ家を訪れ、『芳名録』に名前を残したという。

 

今は、フランスの国立ギメ東洋美術館所蔵の『芳名録』を軸に、里見勝蔵、佐伯祐三、斎藤茂吉、式場隆三郎ら当時の日本人の視点からも、“時代”と“国境”を越えたファン・ゴッホと日本を巡る関係性をこの展覧会は示している。

 

この『芳名録』は、日本初公開。

 

ちなみに筆者もオーヴェールにゴッホの足跡を訪ね、ガシェ医師の家、ラヴーの宿屋(ゴッホ記念館)((L'Auberge Ravoux)、オーヴェル城 CHATEAU D'AUVERS (レリー城 Chateau Lery)

 

ゴッホ兄弟の墓、オーヴェール教会などを取材に訪れたことがある。

 

いずれも大変協力的で親切にしてくれた。

 

21世紀になっても未だにロバが飼われているようなのどかな田舎だ。

 

ゴッホ記念館の館長は、インタビューの後、電車で帰るより速いからとご厚意で筆者のパリの定宿まで車で送っていただいたこともある。

 

かの地が日本人に大変親切だと思っていたが、このような長い歴史があったのだとこの展覧会により視覚で理解できた。

 

先人には頭が下がる思いとそれを筆者にわからせてくれたのは、この展覧会だ。

 

ゴッホの題材となった主な場所には複製パネルが立てられており、実際の建物とゴッホの絵を較べてみることができ、感慨深かった思い出がある。

 

筆者は以下で記しているので参照されたし。

 

〇サントリーミュージアム[天保山] 没後120年記念特別上映 「ゴッホ:天才の絵筆」

 

http://artnews.blog.so-net.ne.jp/2010-11-06-1

 

〇特別展「パリに生きる パリを描くーM氏秘蔵コレクションによるー

 

http://artnews.blog.so-net.ne.jp/2017-02-10

 

 

 

さらに、今まで不明だったものが、今回判明したものがある。その種明かしは会場で。

 

 いよいよ1015日(日)まで。

 

連日、大変な混雑だが、お見逃しなく。

 

☆構成

 

~ 第一部:ファン・ゴッホのジャポニスム ~

 

日本初公開作品を含むファン・ゴッホ作品約40点と、彼が影響を受けた浮世絵など約60点を展示

 

第一章:パリ 浮世絵との出逢い

 

第二章:アルル 日本の夢

 

第三章:深まるジャポニスム

 

第四章:自然の中へ 遠ざかる日本の夢

 

~ 第二部(第五章):日本人のファン・ゴッホ巡礼 ~

 

 日本初公開!ファン・ゴッホゆかりの地を訪れた約240人の近代日本の知識人が記した「芳名録」と巡礼の実相を 約80点の豊富な資料からたどる

 

 

 

会期

 

2017826() ─ 1015()

 

会場

 

北海道立近代美術館

 

開館時間 

 

午前930分ー午後5時 会期中の金曜日は午後730分まで

 

(入場は閉館の30分前まで)

 

休館日

 

月曜日

 

観覧料:一般1,500円(1,300円)、高大生800円(600円)、中学生600円(400円)

 

※( )内は10人以上の団体料金 ※小学生以下無料(要保護者同伴)

 

主催

 

北海道立近代美術館、北海道新聞社、NHK札幌放送局、NHKプラネット北海道 

 

後援

 

外務省、オランダ王国大使館、北海道、北海道教育委員会、札幌市、札幌市教育委員会、北海道PTA連合会、 北海道小学校長会、北海道中学校長会、北海道高等学校長協会、北海道私立中学高等学校協会、 北海道私立専修学校各種学校連合会

 

特別協賛

 

大和ハウス工業

 

協賛

 

損保ジャパン日本興亜

 

特別協力

 

ティーバイティーガレージ

 

協力

 

KLMオランダ航空、日本航空、ヤマト運輸

 

共同企画

 

ファン・ゴッホ美術館

 

お問い合わせ011-644-6882

 

 

 

◆ 札幌展関連イベント

 

あなたもゴッホ!?アレンジで楽しむ花魁ぬりえ耳でみるアート

 

  Eテレ「びじゅチューン!」の井上涼が、ゴッホの「花魁」をアレンジして、オリジナルの「花魁」を描画。

 

 花魁に色をぬり、余白も埋めて、自分なりの作品をつくり、できあがった作品を札幌展会場受付で提出すると、中学生以上は一律で100円割引。

 

☆展覧会公式サイト

 

        http://gogh-japan.jp

 

☆北海道立近代美術館ホームページ

 

     http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/knb/index.htm

 

 

 

☆読者プレゼント 

 

   510名様にご招待券 プレゼント

 

   あて先 :  loewy@jg8.so-net.ne.jp

 

   件名:展覧会名と会場名

 

   本文:ご住所、お名前

 

   をお書きの上どしどしご応募下さい。

 

       締切:http://art-news-jp.jimdo.comにてUPした日の午前零時

 

   速達など最速の方法でお送りいたします。

 

発送をもって当選と代えさせていただきます。

 

   

 

☆ご意見・ご要望・ご感想のお願い

 

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☆お知らせ

 

いつもご愛読下さいまして、まことにありがとうございます。

 

皆さまからのあたたかい励ましのメイル、大変ありがたくうれしく思っております。

 

多くのかたからメイルをいただいておりますため、ご返信ができないこともございますが、何卒お許し下さいませ。

 

 

 

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☆巡回予定

 

【東京展】

 

 会期:20171024日(火)~201818日(月・祝) 会場:東京都美術館

 

 【京都展】

 

 会期:2018120日(土)~34日(日) 会場:京都国立近代美術館