【6/17(土)日本初公開!】『SHOT! THE PSYCHO-SPIRITUAL MANTRA OF ROCK 』

 

6/17()日本初公開!】

SHOT! THE PSYCHO-SPIRITUAL MANTRA OF ROCK

 

京都みなみ会館にて日本初上映&先行プレミア・ロードショー!

 

 デヴィッド・ボウイ、クイーン、ルー・リード、イギー・ポップ、ブロンディ、シド・バレットら ミュージック・アイコンを撮り続けている伝説のカメラマン、ミック・ロック( M i c k  R o c k )。

 

 今回、彼自身が独自の視点でこれまでの活動を語るドキュメンタリー映画が日本上陸!

 

京都のホテル アンテルーム 京都で行われている写真展「DAVID BOWIE by MICK ROCK@ホテル アンテルーム 京都」の開催に合わせ、ボウイの愛した京都で、日本初上映&先行プレミア・ロードショー。

 

全国に先駆けていち早く京都にて上映される。なお、全国では秋以降順次公開予定。

 

 ミック自身が、デヴィッド・ボウイやクイーン、ルー・リードらのロック・アイコン達を撮影した日々を語り、貴重な写真や映像もふんだんに登場する作品として話題を呼んでいる。

 

 映画の中で、ミック・ロックは以下のように語っている。

 

 『ボウイの第一印象は、知性のある男。ボウイがまだスターになる前、専属のカメラマンで専属のボデイガード。ボウイはスターを作り上げ、そして本物のスターになった。』

 

 以下筆者 解説。

 

 なるほど、ミックが言うとおり、若き日のボウイの話す英語は、極めて丁寧で上品。試写で初めて当時のボウイの話す様を見たが、その前衛的なファッションからは、驚くほどである。

 

 英語は、日本語以上にその人の育った環境と教育を物語る。

 

 ミック自身、写真家になる前には世界屈指の名門大学ケンブリッジ大学(University of Cambridge)を卒業していると映画の中で語っている。

 

デヴィッド・ボウイは厖大なアート・コレクションを誇る美術品収集家だ。昨年の2016年、サザビーズの競売にかけられたことも記憶に新しい。

 

サザビーズは、ボウイの美術品収集家としての一面については、「ほぼ完全に世間の目から隠し続けていたようだ」と指摘している。

 

 そのコレクションは、ダミアン・ハースト、フランク・アウエルバッハ、ヘンリー・ムーア、ジャン=ミシェル・バスキアらの現代美術の大家の作品や、彫刻、デザイン家具、そして、イタリアのアッキーレとピエール・ジャコモ・カスティリオーニ兄弟による風変わりなレコード・プレイヤー"シックスティーズ"など、多岐にわたり、サザビーズは、「20世紀の偉大なクリエイティヴな精神を持つ人物の個人的な世界、彼のユニークな視点」と言っている。

 

☆サザビーズ『Bowie/ Collector

 

http://www.sothebys.com/en/news-video/blogs/all-blogs/bowie-collector/2016/07/a-glimpse-inside-david-bowies-private-collection.html

 

美術に造詣の深く知性の高い二人がシンパシーを感じたことには何の不思議もない。

 

『「Queen Ⅱ」のジャケットは、ミック・ロックの手によるもの。まだ、クイーンのメンバーもカメラに慣れておらず初々しかった。マレーネ・ディートリヒ(Marlene Dietrich)オマージュし、白ヴァージョンと黒ヴァージョンを制作した。』

 

以下筆者 解説。

 

  そして、レコード発売当初、「サイドホワイト」「サイドブラック」と、各面が分かれ、「A面」「B面」という区別がなく、ジャケットは表裏がブラック、見開きはホワイトが採用されたのだ。

 

フレディ以外のメンバーは白の衣装を着た写真を希望していたが、フレディの強い要望で黒のジャケットが採用された。

 

また、「グレイテスト・ビデオ・ヒッツ1」のジャケットにも流用された。

 

 

 

『ヒヒにはバナナを ミックにはカメラを』

 

 

 

 今から47年も前の70年代という時代に今よりも断然進んでいた時代を切り開いた彼ら。

 

それは、撮影者と被撮影者の垣根を超えたものであり、時代の証言者だ。

 

21世紀の今、我々は、前を向き挑戦できているだろうか。

 

また、全国に先駆けていち早く京都にて上映するという試みの京都みなみ会館。

 

古都で最先端。

 

 鼓舞されるような映画であり、映画館だ。

 

 筆者は、記者プレビューで拝見したので、この映画館にはまだ訪れたことがない。

 

歴史ある建物なので、ぜひ、同時期に公開されている 『ジギー・スターダスト』を鑑賞しに伺いたいと考えている。

 

監督は、映像監督のバーナビー・クレイ。

 

お見逃しなく。

 

DAVID BOWIE by MICK ROCK デヴィッド・ボウイ写真展プレビュー」については以下で記しているので参照されたし。

 

    https://art-news-jp.jimdo.com/2017/06/13/david-bowie-by-mick-rock-デヴィッド-ボウイ写真展プレビュー/

 

    http://artnews.blog.so-net.ne.jp/2017-06-13

 

 

 

☆ミック・ロックの被写体となったアーティストたち

 

シド・バレット | デヴィッド・ボウイ | ルー・リード

 

イギー・ポップ | クイーン | セックス・ピストルズ

 

ラモーンズ | ブロンディ | ロッキー・ホラー・ショー

 

ミスフィッツ | レディ・ガガ | 中村勘三郎

 

ユージン・ハッツ( ゴーゴル・ボルデロ) | ソニック・ユース

 

プライマル・スクリーム | スヌープ・ドッグ

 

ファーザー・ジョン・ミスティ | レニー・クラヴィッツ

 

ジャネール・モネイ | ジミー・ファロン | ザ・ブラック・キーズ

 

カレン・O | エリー・ゴールディング | アリシア・キーズ

 

マイケル・ブーブレ | ダフト・パンク | ペリー・ファレル

 

モトリー・クルー | T V オン・ザ・レディオ | ファレル

 

ジョシュ・グローバン | フレーミング・リップス | ナズ

 

ルーファス・ウェインライト | キングス・オブ・レオン

 

R・ケリー | ザ・ブラック・リップス

 

クイーン・オブ・ザ・ストーン・エイジ | 等々

 

会期I2017617()23()

 

会期II201778()17(月祝)

 

☆ミック・ロック( M i c k  R o c k ) ホームページ

 

http://www.mickrock.com

 

 

 

 

 

☆〈同時期公開〉  『 ジギー・スターダスト 』

 

  6/24()7/14()上映!

 

1973/イギリス/90/配給:オンリー・ハーツ

 

 監督:DA・ペネベイカー

 

 デヴィッド・ボウイが1973年のワールド・ツアーの締めくくりとして、 ロンドン、ハマースミス・オデオンで行った“ジギー・スターダスト”

 

 そのコンサートの模様を収録したドキュメンタリー。

 

 

 

☆京都みなみ会館 

 

http://kyoto-minamikaikan.jp

 

 

 

☆プロフィール

 

MICK ROCK /ミック・ロック

 

デヴィッド・ボウイ、ルー・リード、イギ―・ポップ、クイーン、デビー・ハリー、セックス・ピストルズ、ラモーンズ、などアイコニックなイメージを多く手掛けたことから「70年代を写した男」の異名を取る、伝説にして今なお現役で活躍するロック・フォトグラファー。

 

ロンドン生まれ、ニューヨーク在住。デヴィッド・ボウイの写真のみならずミュージック・ビデオ「ジョン、アイム・オンリー・ダンシング」、「ジーン・ジニー」、「スぺース・オディティ」、「ライフ・オン・マーズ」のプロデュースと監督も務める。20159月に出版された写真集「The Rise of David Bowie 1972-1973(TASCHEN)のボウイ本人とミックのサイン入り限定版は、ボウイが亡くなる前に完売し、タッシェン史上最も早く完売した限定出版物となった。ルー・リードの『トランスフォーマー』、ザ・ストゥジーズの『ロー・パワー』、クイー ンの『クイーン II』、ジョーン・ジェットの『アイ・ラブ・ロックンロール』、ラモーンズの『エンド・オブ・ザ・センチュリー』等、 数多くの重要なロックン・ロールのイメージを創り出し、今なおレディ・ガガやファレル、スヌープ・ドッグ、ダフト・パンクなど現代のミュージック・アイコン達を撮り続けている。

 

 

 

DAVID BOWIE /デヴィッド・ボウイ

 

194718 日、ロンドン生まれ。本名デヴィッド・ロバート・ジョーンズ。13歳の時にサックスを手にし、音楽活動をスタート。

 

1967年にファースト・アルバム『デヴィッド・ボウイ』を発表。以来アルバムごとに「ジギー・スターダスト」「アラジン・セイン」「ハロウィン・ジャック」「シン・ホワイト・デューク」など様々なキャラクターを演じ音楽性を大胆に変えながら、約50年間に28枚のスタジオ・アルバムをリリース。2016年の最新アルバム『★(読み:ブラック・スター)』では英米両チャートで1位を獲得する。また、20本以上の映画に出演して俳優としても活躍したほか、1998年にアーティストとして初めてISPを開設し、いち早くインターネットの可能性に着眼するなど、音楽以外の世界での先駆的試みでも知られる。2000年、英国の音楽雑誌『NME』で、「20世紀で最も影響力のあるアーティスト」1位に選ばれている。2016110日に死去。

 

offiicial site : http://www.davidbowie.com

 

ソニー・ミュージックJapanオフィシャルサイトhttp://www.sonymusic.co.jp/artist/DavidBowie

 

☆関連イベント

 

◎「デヴィッド・ボウイの愛したものたち」フェア @京都岡崎 蔦谷書店 1F

 

会期:〜7/17(月祝)まで

 

—ボウイ関連書籍、「DAVID BOWIE is」で展示されていた愛読書100冊から厳選されたタイトルを展示販売。

 

—「DAVID BOWIE is」デヴィッド・ボウイ大回顧展のオフィシャルグッズからブックカバーとトートバッグを販売(7/9まで)