藤城清治 光のメルヘン展

 

藤城清治 

 

光のメルヘン展

 

 

 

 日本における影絵作家の第一人者藤城清治。

 

今や日本を代表する世界的なアーティストとして知られている。

 

その藤城清治の作品展が、奈良県立美術館で好評開催中だ。

 

5.24日には、入場者3万人突破し

 

http://artnews.blog.so-net.ne.jp/2015-10-30

 

作品に光を透かすことで生まれる光と影のコントラストと豊かな色彩は、圧倒的な藤城清治独自の世界観を創り出している。

 

関西では、昨年秋の大阪、天保山展に引き続き、この奈良県立美術館で開催されているが、毎回、藤城清治展を楽しみにしているファンが多い。

 

筆者は、以下などで記しているので参照されたし。

 

☆『朝の点灯イベント・作品に灯りが点る瞬間を見よう!』 ワインと音楽で楽しむ藤城清治展 

 

http://artnews.blog.so-net.ne.jp/2015-10-30

 

☆愛と平和の祈り 藤城清治展

 

http://artnews.blog.so-net.ne.jp/2015-12-09-1

 

 

 

毎回、展覧会の内容や構成は違っており、行くたびに新鮮な感動体験ができることも魅力だ。

 

この展覧会では、「日本一大阪人パノラマ」は、開幕当初より展示されているので、たっぷりと楽しめる。

 

「一つの作品の中に大阪の街をギュッと詰め込んで表現したい!」という藤城清治の思いが結実した作品だ。

 

24時間テレビで制作した「「小さな奇跡 大きな奇跡 愛は地球を救う」も、幅6mに及ぶ大作で、近年の意欲作。

 

20158月初旬の猛暑の中、藤城清治は広島を訪れ制作した「戦後70年を迎えた 原爆ドーム」。

 

学生時代に海軍兵として戦争を体験した藤城清治は、「戦争なんて嫌だ」と強く思い、2005年に訪れるまで、原爆ドームに足が向かなかったという。前回は戦後60年、今回は70年、「自分が原爆ドームを作品として残す大きな意味がある」という強い意志を持って創作に当たったという。

 

原爆ドームを描くのは2作目だが、前作とはデッサンをしたアングルも少し違う。長く成長した柳の枝に年月の経つのを感じたのであろうか。

 

戦後約70年、自身も戦争をした藤城清治の大いなる願いを込めているという。

 

藤城清治が長年にわたり上演してきた影絵劇も展示されている。当時の舞台のセットをそのまま再現し、その舞台裏を見ることができる。

 

また、昨年の大阪展では『聖フランシスコの生涯』というシリーズ名だったが、大阪展では未完成だったものに新作の数々を加え、奈良展には全作品が勢ぞろいしている。

 

藤城清治は、今年の6月『アッシジの聖フランシスコ』という絵本を刊行する予定。そのため、書籍としての完成版のタイトルと合わせ、この展覧会では『アッシジの聖フランシスコ』と名づけられている。

 

その独自の表現方法により、藤城清治は、光と影で幻想的な世界を生み出す“光の芸術家”と呼ばれているので、聖クララと大変関係が深いといえよう。クリスチャンの藤城清治らしい選択だ。

 

会場の奈良県立美術館ならではの展示作品は、『法隆寺金堂 釈迦三尊像』、『雪の室生寺』、『東大寺 二月堂』など奈良にゆかりのある作品が目白押し。

 

『法隆寺金堂 釈迦三尊像』は、藤城清治が初めて仏像を描いた作品。これまでにもいくつも寺を描いた作品はあるが、 昨年2度の大きな手術を受けるなど、いわば死と向き合うような人生の場面を経験し、素直に仏の姿を描こうと思ったという。

 

見逃せない、見どころだ。

 

この会場には、藤城清治の自筆で展覧会の壁に文字が書かれている。藤城清治が奈良県立美術館に来た際、書いたものだ。

 

どうぞお見逃しなく。

 

 

 

☆藤城清治 プロフィール

 

  1924417日生まれ。慶応大学経済学部卒業。

 

在学中に猪熊弦一郎、脇田和に師事して新制派展などに油彩画を出品する一方、人形劇と影絵劇の創作を開始。

 

卒業後、テアトル東京に就職。雑誌「暮しの手帖」に影絵を連載。

 

人形と影絵の劇団「ジェヌ・パントル」(のちの木馬座)を結成。現在は国内の常設美術館のほか、国内外各地での展覧会で多くの人に感動を与え続けている。

 

紫綬褒章、勲四等旭日小授章、日本児童文芸家協会児童文化特別功労賞、金のりんご賞受賞。

 

2014年には宮沢賢治童話の映像化の集大成にして、新たな境地への冒険といえる『画本 風の又三郎』に対し、第24回宮沢賢治賞を受賞した。    

 

         

 

公式HP:

 

http://www.ktv.jp/fujishiro

 

 

 

会期

 

平成28(2016)42日(土)~73日(日)

 

 開館時間 9001700(金・土は1900

 

     ※入館は、閉館の30分前まで

 

 休館日 毎週月曜日(但し、6/136/20は開館)

 

☆会場

 

奈良県立美術館

 

[主  催]藤城清治 光のメルヘン展実行委員会

 

             (奈良県立美術館、奈良テレビ放送、産経新聞社、関西テレビ放送)            [特別協賛]近畿日本鉄道    

 

[後  援]奈良県教育委員会 奈良県市長会 奈良県町村会  

 

[協  力]藤城清治事務所、一般財団法人 藤城清治美術館那須高原、HORIPRO

 

 

 

【観覧料】 

 

     日      団体(20名以上)料金

 

      

 

,400円      1,200円

 

   大高生

 

  ,000円       800円

 

   中小生  

 

  500円         400円

 

未就学児及び、身体障がい者手帳、療育手帳および精神障がい者保健福祉手帳をお持ちの方と付添いの方1名 は無料。

 

    

 

☆読者プレゼント 

 

   1020名様にご招待券 プレゼント

 

   あて先 :loewy@jg8.so-net.ne.jp

 

   件名:展覧会名と会場名

 

   本文:ご住所、お名前

 

   をお書きの上どしどしご応募下さい。

 

       締切:http://art-news-jp.jimdo.comにてUPした翌日の午前零時

 

      発送をもって当選と代えさせていただきます。

 

  

 

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