写真展「岩合光昭の世界ネコ歩き」

 

写真展

「岩合光昭の世界ネコ歩き」

 

入場者特典 日替わりプレゼント

 

 ご入場の方、各日先着1,000名さまに「岩合光昭のネコ特製しおり」1(3種類)を日替わりでプレゼント。

 

※特製しおりは1日、1種類。

 

 

 

                                    すべて撮影 浦 典子

 

                  被撮影者ご本人および保護者のかたには撮影および掲載許可済

 

 

 

 

NHK BSプレミアムの人気番組「岩合光昭の世界ネコ歩き」の写真展が、330日(水)からそごう神戸店で開催されている。

 

 

 

筆者は、何度も岩合光昭の展覧会について記事を書いている。

 

以下で紹介しているので参照されたし。

 

 

 

http://artnews.blog.so-net.ne.jp/search/?keyword=%E5%B2%A9%E5%90%88%E5%85%89%E6%98%AD

 

 

 

「ナショナルジオグラフィック誌の表紙を日本人としては初めてかつ2度も飾ったことでも評価が高い動物写真家」と紹介しているが、もはやそんな形容は必要がないほど動物写真家、岩合光昭は有名になった。

 

「ネコブーム」の火付け役だ。

 

この展覧会は、他の「ねこ歩き」展とは違い、「世界ネコ歩き」展だ。

 

 

 

岩合光昭がムービーカメラ片手に訪れたヨーロッパ、アフリカ、アジアなどで出会ったネコたち。

 

パリ、プロヴァンス、ベルギー、ノルウェー、シチリア、クロアチア、エーゲ海の島々、ブルガリア、イスタンブール、マラケシュ、キーウエスト、ウルグアイ、ハワイ、台湾、沖縄 (以上、15地域)。

 

 

 

ロケと並行し撮影された200余点の写真と、この展覧会のために再編集された未公開映像2本が見られる。

 

 

 

 岩合光昭は言う。

 

「ネコは人間とともに世界に広まった。だからその土地のネコはその土地の人間に似る!」

 

 

 

会場は、入場者の笑顔でいっぱいの和やかな雰囲気。小さなお子様たちが目をくるくるさせながら、楽しんでいた。

 

ほっこりできること請け合いだ。

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人気の高い岩合光昭の展覧会。取材にあがった3/30は岩合光昭のギャラリートークとサイン会が開かれた。 その話は、大勢の来場者の心をつかんで離さない。サイン会は、長蛇の列で、子供にもにこやかに話していた。

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そごう神戸店広報のかたは、いろいろな広報のかたと接している筆者だが、特に優秀で親切だ。彼女が売り場やイベント会場に現れると華が咲いたよう。何度か取材に上がっているが、職場のスタッフのかたがたからも「親切で一生懸命。協力したくなる。」という声をよく聞く。

 

彼女は、サイン会終了後に別室で岩合光昭へのインタビューをアレンジしてくれた。また、岩合光昭もお疲れのところ、こころよく応じて下さった。筆者が入って行くと立ち上がって迎え入れてくれたのだ。

 

「あこがれの」岩合光昭に初めてお目にかかることができ、筆者は大変緊張していたが、「何でも答えますよ。」と緊張をほぐして下さった。

 

「被写体であるモデルは、ネコ。どういう写真を撮りたいかという自分主体ではなく、撮られる側が主体。どういうところを見せてくれるか、ネコの機嫌を損なわないようにしている。だから『ネコ様』などと呼んだりしている。どういう表情をしてくれるかは、自分がどうこう言うようなものでもない。自分のことより相手のことを考えないといけない。これは人と人も同じこと。

 

ネコがいるという情報の確実なところにロケに行っている。世界の政情で行けないところもあるが、都市と田舎のコンビネーションの土地がいいでしょうね。

 

一番印象深かった都市は、最近記憶力が落ちて来たので、直近に行った『ペルー』かな。

 

好きな写真はいっぱいあって、どれが一番かは決められない。

 

写真は、いいか悪いかではなく、好きか嫌いかだと思う。うまいか下手かピントが合っているかいないかでもない。ピカソも一本の線を決める時、一万回くらい同じ線を描いていると思う。

 

写真を撮る時、勝手に体が動くんだ。

 

アマチュアとプロの違いは、アマチュアは、自分がどういう写真を撮りたいかを考えすぎて撮っている。

 

プロは、自分の目の前にいたところを直観でチャンスを逃さない。

 

経験から掴み取ることだ。

 

例えば、花とネコを撮る時、欲張りすぎないようにしている。」

 

これ以外にも、今はオフレコの話をたくさんして下さった。インタビューというより、雑談のように話をして下さったのだ。

 

「クロアチアのドゥブロヴニク(Dubrovnik)旧市街の泉は、朝市が開かれるところですね。また、別の写真に写っているあの階段の上には教会があり、その前でドゥブロヴニク音楽祭取材の際には「ロミオとジュリエット」のバレエが行われ、拝見いたしました。」と筆者が言うと、「そうそう、そのとおり。」と喜んでくれたようであった。

 

www.tzdubrovnik.hr

 

http://www.tzdubrovnik.hr/lang/ja/index.html

 

ここでは残念ながら書くことはできないが、あたためておくので時期がくれば記事でご紹介したい。

 

来年発表する作品を制作中という岩合光昭。

 

この岩合光昭をもってしても、取材の許可などがもらえないこともあるという。すばらしい作品を紡ぎ出す岩合光昭には、もっと協力をしてあげていただきたい、とお願いしたい気持ちになった。

 

柔和で優しい岩合光昭。

 

筆者が写真を撮らせていただく時は、厳しく的確なアドバイスを下さった。その時の眼光は鋭く、プロの厳しさが垣間見られた。

 

「次からの展覧会には、いつでも取材に応じるから遠慮せず、来て下さい。」と温かい言葉をかけて下さった。

 

こんな貴重な体験をさせていただき、心から感謝の気持ちでいっぱいだ。改めて、岩合光昭とそごう神戸店の広報担当者に御礼も申し上げたい。

 

岩合光昭のような写真を誰しもが撮りたいと望んでいるであろう。しかし、これらの写真は、岩合光昭でしか撮れない。その理由がわかったような気がした。

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この展覧会の図録(写真集)は、必見。蔵書にしていただきたい。

 

ここでしか買えない会場限定グッズもいっぱい。

 

お楽しみに。

 

 

 

2016330()44()

 

■そごう神戸店本館9階=催会場 

 

■午前10時〜午後730

 

※各日午後8時閉場

 

※最終日44()のご入場は午後530分まで(午後6時閉場)

 

■入場料:一般・大学生500(高校生以下無料)

 

※ミレニアムカード会員さまはカードのご提示で/、ご本人さまに限り、200円割引ご優待。

 

※障がい者手帳ご提示で、ご本人さまとご同伴1名さままで無料。

 

 

 

☆読者プレゼント 

 

   その1.

 

1020名様にのご招待券 プレゼント

 

   あて先 :  loewy@jg8.so-net.ne.jp

 

   件名:展覧会名と会場名

 

   本文:ご住所、お名前

 

   締切:3/31午前零時

 

 

 

  その2.

 

岩合光昭 サイン入り 図録 一名様 プレゼント!!!

 

  締切: 4/5午前零時

 

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   発送をもって当選と代えさせていただきます。

 

  

 

☆岩合光昭写真展情報ページ

 

http://www.crevis.co.jp/exhibitions/exhibitions_044.html

 

 

 

☆そごう神戸店

 

     https://www.sogo-seibu.jp/kobe

 

 

 

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多くのかたからメイルをいただいておりますため、ご返信ができないこともございますが、何卒お許し下さいませ。

 

 

 

※人物名の表記は、敬称略。

 

※画像および記事の無断転載禁止

 

 

 

☆巡回予定

 

2016421日(木)~ 54日(水) 福屋 広島駅前店

 

2016422日(金)~ 55日(木) そごう千葉店

 

2016426日(火)~ 58日(日) 新潟三越

 

2016427日(水)~ 59日(月) 大丸京都店